裾上げテープの剥がし方は?ドライヤー・アイロン・エタノールで綺麗に取るコツ

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生活

裾上げテープで丈を調整したものの、「やっぱり元の長さに戻したい」「貼る位置を間違えてしまった」ということもありますよね。

いざ剥がそうとしてみると、テープが生地にしっかりくっついていて、思ったより簡単には取れないこともあります。

無理に引っ張ると生地を傷めそうですし、剥がれたとしてもベタベタした糊が残ってしまうこともあるため、どうすればいいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

裾上げテープは、ドライヤーやアイロンなどで接着部分を温めると、剥がしやすくなる場合があります。

それでも糊が残るときは、生地の素材を確認したうえで、エタノールなどを使って少しずつ取り除く方法もあります。

ただし、衣類の素材や裾上げテープの種類によって適した方法は異なります。

大切なのは、一気に剥がそうとせず、生地の様子を見ながら少しずつ作業することなんです。

この記事では、裾上げテープをドライヤーやアイロンで剥がす方法から、エタノールを使う方法、剥がした後に残った糊への対処までわかりやすく紹介します。

「お気に入りの服だから、できるだけ傷めずに戻したい」という方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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  1. 裾上げテープを綺麗に剥がすには?まず試したい方法
  2. 【比較表】裾上げテープの剥がし方を方法別にチェック
  3. 裾上げテープが剥がれにくくなるのはなぜ?
    1. 熱で接着するタイプは冷えるとしっかり固定される
    2. 時間が経ったテープは生地になじんで取れにくいことがある
    3. 生地の厚さや素材によって剥がれ方も変わる
  4. 裾上げテープを剥がす前に確認しておきたいポイント
    1. 洗濯表示を見てアイロンの使用可否を確認する
    2. 目立たない場所で熱や液体による変化を確かめる
    3. ピンセットや当て布など必要な道具を準備する
  5. ドライヤーを使った裾上げテープの剥がし方
    1. 温風を少しずつ当てながら接着部分をやわらかくする
    2. 端からゆっくり持ち上げて無理に引っ張らない
    3. ドライヤーで剥がれないときの次の対処法
  6. アイロンを使った裾上げテープの剥がし方
    1. 当て布をして接着部分を温める
    2. 温かいうちに端から少しずつ剥がす
    3. スチームを使う場合は生地との相性を確認する
  7. エタノールで裾上げテープを剥がす方法
    1. 無水エタノールを少量ずつ使って糊をやわらかくする
    2. 消毒用エタノールで代用できる場合もある
    3. 色落ちや風合いの変化がないか先に確認する
  8. 除光液やシール剥がしは裾上げテープにも使える?
    1. 除光液は素材によって変色や傷みにつながることがある
    2. シール剥がしは衣類に使えるタイプか確認する
    3. 強い溶剤は最後の手段として慎重に使う
  9. 剥がした後に残ったベタベタした糊の取り方
    1. 残った糊を温めて少しずつ取り除く
    2. エタノールを布につけて軽く拭き取る
    3. 中性洗剤で洗って仕上げる
    4. 無理に取らず一度時間を置く方法もある
  10. 素材ごとに気をつけたい裾上げテープの剥がし方
    1. デニムや厚手のパンツの場合
    2. スラックスや制服の場合
    3. ポリエステルなど化学繊維の場合
    4. 薄手の生地やデリケートな衣類の場合
  11. 古くなった裾上げテープが剥がれないときの対処法
    1. 一度で取ろうとせず温める作業を繰り返す
    2. 接着剤だけ残った場合は別に処理する
    3. 生地が傷みそうなら無理に続けない
  12. 裾上げテープを剥がすときに避けたい方法
    1. 冷たいまま勢いよく引っ張る
    2. 高温のアイロンを直接長時間当てる
    3. 溶剤を大量にかける
    4. 強くこすって糊を落とそうとする
  13. 裾上げテープの剥がし方に関するよくある疑問
    1. 洗濯を繰り返せば裾上げテープは自然に取れる?
    2. 100均の裾上げテープも同じ方法で剥がせる?
    3. 何年も前につけた裾上げテープも取れる?
    4. 裾上げテープを剥がした跡は目立たなくなる?
    5. 剥がしたあとにもう一度裾上げテープを貼れる?
  14. 自宅で剥がすのが難しいときは衣類のお直し店などに相談しよう
  15. まとめ:裾上げテープは温めながら少しずつ剥がすのがポイント

裾上げテープを綺麗に剥がすには?まず試したい方法

裾上げテープを剥がしたいときは、まずドライヤーやアイロンなどを使って接着部分を温める方法から試すのがおすすめです。

裾上げテープの多くは、アイロンなどの熱を加えることで接着剤を溶かし、生地同士を固定する仕組みになっています。

そのため、再び熱を加えて接着剤をやわらかくすると、冷たい状態のまま引っ張るよりも剥がしやすくなることがあります。

比較的手軽なのはドライヤーです。

アイロンほど高い温度になりにくいため、「いきなりアイロンを使うのは少し心配」という方にも試しやすいですよ。

ドライヤーだけでは取れない場合は、洗濯表示を確認したうえで、当て布をしてアイロンを使ってみましょう。

テープ自体は剥がれたものの糊だけが残ってしまった場合には、エタノールを使えることもあります。

ただし、どんな衣類にも同じ方法が使えるわけではありません。

まずは服の洗濯表示や素材を確認し、目立たないところで試してから作業することが大切です。

 

 

【比較表】裾上げテープの剥がし方を方法別にチェック

裾上げテープを剥がす方法はいくつかありますが、最初から強い方法を使う必要はありません。

まずは生地への負担が比較的少ない方法から順番に試していくと安心です。

方法 向いているケース 特徴 注意したいこと
ドライヤー 軽く接着しているテープ 手軽で試しやすい 同じ場所に長時間当てない
アイロン しっかり接着されたテープ 接着部分を温めやすい 洗濯表示の温度を確認する
スチーム 厚手の生地など 熱と蒸気を加えられる スチーム不可の衣類には使わない
エタノール 剥がした後に糊が残った場合 糊を取りやすくなる場合がある 色落ちや風合いの変化に注意
シール剥がしなど ほかの方法で取れない場合 接着剤に対応する商品もある 衣類に使用できるか必ず確認する

迷ったときは、「ドライヤー→アイロン→残った糊への対処」という順番で考えるとわかりやすいですよ。

エタノールや専用のリムーバーなどは、最初からたっぷり使うのではなく、必要になったときに少量ずつ試すのがポイントです。

 

裾上げテープが剥がれにくくなるのはなぜ?

裾上げテープを貼った直後は比較的簡単に取れそうに見えても、しばらく使ってから剥がそうとすると、なかなか取れないことがあります。

これは、接着剤が生地にしっかりなじんでいるためです。

ここでは、裾上げテープが剥がれにくくなる理由を見ていきましょう。

熱で接着するタイプは冷えるとしっかり固定される

アイロン接着タイプの裾上げテープは、熱を加えることで接着剤がやわらかくなり、生地にくっつきます。

その後、温度が下がると接着部分が固まり、裾を固定する仕組みです。

そのため、冷えた状態でテープをそのまま引っ張っても、簡単には剥がれないことがあります。

無理に力を入れると、テープと一緒に生地まで引っ張られてしまうこともありますよね。

そこで、剥がすときにも接着部分へ熱を加えてやわらかくする方法が使われます。

ただし、貼り付けるときと同じように高温で長時間加熱すればよいわけではありません。

生地の状態を見ながら、少しずつ温めることが大切です。

時間が経ったテープは生地になじんで取れにくいことがある

裾上げテープを貼ってから長い時間が経っている場合は、接着剤が生地の繊維になじみ、剥がしにくくなっていることがあります。

さらに、洗濯や乾燥を何度も繰り返している衣類では、テープの一部だけが残ったり、接着剤が薄く広がったりすることもあります。

「テープは取れたのに、生地がベタベタする」という場合は、この接着剤が残っている可能性があります。

古いテープほど一度で綺麗に剥がそうとせず、テープ本体と残った糊を分けて処理すると作業しやすいですよ。

生地の厚さや素材によって剥がれ方も変わる

同じ裾上げテープを使っていても、生地によって剥がしやすさは変わります。

たとえば、デニムなどの厚手で丈夫な生地と、薄手のブラウスのような生地では、熱の伝わり方や接着剤の入り込み方も違います。

また、ポリエステルなどの化学繊維には、高温に弱いものもあります。

「ジーンズでは綺麗に取れたから、この服でも同じ方法で大丈夫」とは限らないんですね。

衣類ごとに洗濯表示を確認し、その服に合った温度や方法を選ぶことが大切です。

 

 

裾上げテープを剥がす前に確認しておきたいポイント

裾上げテープを剥がすときは、すぐにアイロンやエタノールを使い始めるのではなく、最初にいくつか確認しておきましょう。

少し準備をしておくだけでも、途中で慌てにくくなりますよ。

洗濯表示を見てアイロンの使用可否を確認する

最初に確認したいのが、衣類についている洗濯表示です。

アイロンが使用できる衣類でも、使える温度には違いがあります。

低温までしか使えない衣類に高温のアイロンを当てると、生地の風合いが変わったり、テカリが出たりする可能性があります。

また、アイロン自体を使用できない衣類もあります。

裾上げテープが付いているからといって、必ずアイロンで剥がせるとは限らないんです。

まずは洗濯表示を確認し、その衣類に熱を加えてもよいかを確かめてから作業しましょう。

目立たない場所で熱や液体による変化を確かめる

エタノールなどの液体を使う場合は、いきなり裾全体につけるのではなく、目立たない部分で試しておくと安心です。

素材や染料によっては、色合いや風合いに変化が出ることがあります。

アイロンやドライヤーを使うときも同じです。

まず短時間だけ試し、生地が変色していないか、テカリが出ていないかなどを確認しましょう。

少し手間に感じるかもしれませんが、お気に入りの服ほど、このひと手間を入れておきたいですね。

ピンセットや当て布など必要な道具を準備する

途中で道具を探しに行かなくてもよいように、必要なものをあらかじめ用意しておきましょう。

ドライヤーやアイロンのほか、当て布、ピンセット、乾いた布などがあると作業しやすくなります。

アイロンを使用する場合は、安定したアイロン台も用意しておきましょう。

エタノールなどを使う場合は、窓を開けるなど換気しやすい環境を整えておくことも大切です。

 

ドライヤーを使った裾上げテープの剥がし方

「できるだけ簡単な方法から試したい」というときに使いやすいのがドライヤーです。

アイロンほど高温になりにくく、家にあるものですぐ試せるのもうれしいですよね。

温風を少しずつ当てながら接着部分をやわらかくする

衣類を平らな場所に広げ、裾上げテープが付いている部分へドライヤーの温風を当てます。

一か所だけを長時間熱するのではなく、ドライヤーを少し動かしながら温めていきましょう。

しばらく温めたら、テープの端が少し浮いてこないか確認します。

接着剤がやわらかくなっていれば、冷たい状態よりもテープが動きやすくなることがあります。

温度が高くなりすぎるのが心配な素材では、ドライヤーを少し離して使うと調節しやすいですよ。

端からゆっくり持ち上げて無理に引っ張らない

テープの端が浮いてきたら、指やピンセットなどで少しずつ持ち上げます。

このとき、勢いよく一気に引っ張らないのがポイントです。

抵抗を感じたらいったん止めて、再びドライヤーで温めましょう。

「少し温める→少し剥がす」を繰り返すイメージです。

時間はかかりますが、無理に剥がそうとするより、生地への負担を抑えやすくなります。

ドライヤーで剥がれないときの次の対処法

ドライヤーを使ってもテープがほとんど動かない場合は、アイロンを使う方法を検討してみましょう。

ドライヤーよりもアイロンのほうが接着部分へ熱を伝えやすいため、しっかり貼り付いた裾上げテープでも剥がしやすくなる場合があります。

ただし、アイロンを使用できる素材であることが前提です。

洗濯表示を確認してから次の方法へ進んでくださいね。

 

 

アイロンを使った裾上げテープの剥がし方

裾上げテープがしっかり接着されていてドライヤーでは取れない場合は、アイロンを使う方法があります。

裾上げテープを貼るときにも使う道具なので、接着部分を温める方法としては定番です。

当て布をして接着部分を温める

衣類をアイロン台に広げ、裾上げテープが付いている部分に当て布を置きます。

アイロンの温度は、必ず衣類の洗濯表示に合わせて設定しましょう。

最初から高温にする必要はありません。

当て布の上から短時間ずつアイロンを当て、接着部分を少しずつ温めていきます。

長時間押し付けたままにせず、生地の様子を確認しながら進めてくださいね。

温かいうちに端から少しずつ剥がす

接着部分が温まったら、やけどに気をつけながらテープの端を持ち上げます。

接着剤がやわらかくなっていれば、少しずつ剥がれてくることがあります。

途中で固くなってきた場合は無理に引っ張らず、再び当て布をして温めます。

裾全体を一度に温めるより、10cm程度ずつ区切りながら進めると作業しやすいですよ。

スチームを使う場合は生地との相性を確認する

厚手の生地などでは、スチームを使うことで接着部分がやわらかくなる場合もあります。

ただし、すべての衣類にスチームが使えるわけではありません。

水分や蒸気を加えることで風合いが変わりやすい素材もあります。

スチームアイロンを使う場合も、衣類の表示や取扱説明を確認し、目立たない部分で試してから行うと安心です。

 

エタノールで裾上げテープを剥がす方法

テープ自体は取れたものの、接着剤が生地に残ってベタベタするときには、エタノールを使って取り除ける場合があります。

ただし、エタノールもすべての衣類に使えるわけではありません。

必ず素材や色落ちの有無を確認してから使用しましょう。

無水エタノールを少量ずつ使って糊をやわらかくする

無水エタノールを使う場合は、直接たっぷりとかけるのではなく、布や綿棒などに少量含ませて使います。

残った糊の部分へ軽くなじませ、少しずつ拭き取っていきましょう。

一度で綺麗にしようとして強くこすると、生地の表面が毛羽立つことがあります。

少量ずつ試しながら、糊が取れるか様子を見るのがポイントです。

使用するときは窓を開けるなど、換気できる場所で行ってください。

消毒用エタノールで代用できる場合もある

家庭に無水エタノールがない場合、「消毒用エタノールでも使えるの?」と気になりますよね。

消毒用エタノールでも接着剤の種類によっては糊が取れやすくなる場合があります。

ただし、無水エタノールとは濃度や含まれる成分が異なる商品もあります。

また、手指用として販売されている製品の中には、保湿成分やジェル状の成分などが含まれているものもあります。

衣類の糊落としに使うなら、商品の成分表示を確認したうえで、目立たない部分で試してから使うと安心です。

色落ちや風合いの変化がないか先に確認する

エタノールを使用するときに特に気をつけたいのが、生地の色や風合いです。

衣類によっては、エタノールをつけた部分だけ色が薄くなったり、質感が変わったりする可能性があります。

そこで、裾の内側など目立ちにくいところへ少量つけ、乾いた後の状態まで確認しましょう。

少しでも変化が見られた場合は、その衣類には使わないほうが無難です。

 

 

除光液やシール剥がしは裾上げテープにも使える?

裾上げテープについて調べていると、「除光液やシール剥がしでも取れる」という方法を見かけることがあります。

確かに接着剤をやわらかくできる場合はありますが、衣類に使う場合は慎重に判断したい方法です。

除光液は素材によって変色や傷みにつながることがある

マニキュアを落とすための除光液には、接着剤にも作用する成分が含まれている商品があります。

そのため、裾上げテープの糊が取れる場合もあります。

一方で、除光液は衣類用の商品ではありません。

素材や染料との組み合わせによっては、色落ちや変色、風合いの変化につながることがあります。

「家にあるから」という理由だけで気軽に使うより、まずはドライヤーやアイロンなどの方法を試すほうが安心です。

シール剥がしは衣類に使えるタイプか確認する

市販のシール剥がしや接着剤リムーバーにも、さまざまな種類があります。

プラスチックやガラス、金属などへの使用を前提としていて、布には使用できない商品も少なくありません。

裾上げテープに使いたい場合は、商品の表示を確認し、「布」「衣類」などに使用できると案内されているものを選びましょう。

使える場合でも、いきなり広い範囲に使わず、目立たないところで確認してくださいね。

強い溶剤は最後の手段として慎重に使う

接着剤を落とす力が強いほど、簡単に綺麗になりそうに感じますよね。

ですが、衣類では接着剤だけでなく、生地の色や加工にも影響する可能性があります。

そのため、強い溶剤を最初から使うのではなく、ほかの方法で取れない場合の選択肢として考えたほうがよいでしょう。

お気に入りの服や高価な衣類では、自宅で無理をせず、お直し店などへ相談する方法もあります。

 

剥がした後に残ったベタベタした糊の取り方

裾上げテープを綺麗に剥がせても、接着剤だけが生地に残ってしまうことがあります。

触るとベタベタしていたり、白っぽい跡が残っていたりすると気になりますよね。

そんなときも、力を入れてこするのではなく、少しずつ処理していきましょう。

残った糊を温めて少しずつ取り除く

まず試したいのは、残った糊をもう一度温める方法です。

ドライヤーや、使用できる衣類であれば当て布をしたアイロンで少し温めます。

糊がやわらかくなったら、指や布などで少しずつ取り除いていきます。

完全に冷えて固まった糊を無理に削るよりも、温めながら作業したほうが取りやすい場合がありますよ。

エタノールを布につけて軽く拭き取る

温めても薄く糊が残る場合は、エタノールが使用できる素材か確認したうえで、少量を布につけて拭き取る方法もあります。

ここでも、直接大量にかけるのは避けましょう。

糊の部分を軽くたたくようになじませ、別の乾いた布へ移すようなイメージで作業すると、生地を強くこすらずに済みます。

糊が取れにくい場合も、一度に落とそうとせず何回かに分けるとよいですね。

中性洗剤で洗って仕上げる

糊をある程度取り除けたら、衣類の洗濯表示に従って洗います。

部分的に汚れが気になる場合は、中性洗剤を使える衣類であれば、少量をなじませてからやさしく洗う方法もあります。

強くこすったり、硬いブラシを使ったりすると、生地が毛羽立つことがあるので注意してください。

最後に普段どおり洗濯できれば、作業で付着した汚れなども落としやすくなります。

無理に取らず一度時間を置く方法もある

なかなか糊が取れないと、つい何度もこすりたくなってしまいますよね。

ですが、生地が濡れていたり温まっていたりすると、状態を判断しにくいことがあります。

一度作業をやめて衣類を乾かし、翌日にあらためて確認するのもひとつの方法です。

少し糊が残っていても、何度も強くこするより生地への負担を抑えられることがあります。

 

 

素材ごとに気をつけたい裾上げテープの剥がし方

裾上げテープの剥がし方を選ぶときは、「何のテープを使ったか」だけでなく「どんな服に貼ったか」も大切です。

ここでは、代表的な素材や衣類ごとに気をつけたいポイントを紹介します。

デニムや厚手のパンツの場合

デニムなどの厚手の生地は、比較的しっかりしているため、アイロンを使って裾上げされていることも多いですよね。

ドライヤーで剥がれない場合は、洗濯表示を確認したうえで、アイロンを使って接着部分を温める方法が考えられます。

ただし、デニムでも加工方法や混紡されている素材によって扱い方は異なります。

ストレッチデニムなどはポリウレタンが含まれていることもあるため、「デニムだから高温でも大丈夫」と決めつけず、表示に合わせて温度を調整してください。

スラックスや制服の場合

スラックスや制服は、ポリエステルやウールなどさまざまな素材が使われています。

見た目が似ていても、アイロンの適温はそれぞれ違うんです。

また、表面にテカリが出ると目立ちやすい衣類でもあります。

アイロンを使う場合は当て布をし、目立たないところで確認してから少しずつ進めましょう。

大切な制服や仕事用のスラックスなど、自分で作業して変化が出るのが心配な場合は、お直し店などへ相談するのも安心です。

ポリエステルなど化学繊維の場合

ポリエステルをはじめとした化学繊維は、衣類によって熱への強さが異なります。

高温のアイロンを長時間当てると、生地の表面が変化することもあります。

そのため、まずドライヤーから試し、アイロンを使う場合は必ず洗濯表示に合わせましょう。

エタノールなどを使う場合も、色落ちや風合いの変化がないか確認してから使うことが大切です。

薄手の生地やデリケートな衣類の場合

薄手の生地は、裾上げテープと一緒に引っ張られやすいため、特に慎重に作業したいところです。

「少しだけなら」と強く引っ張ると、生地が伸びたり傷んだりすることがあります。

アイロンや溶剤を使えるかどうかも素材によって異なるため、判断が難しい場合は無理に自宅で剥がさないほうが安心です。

 

古くなった裾上げテープが剥がれないときの対処法

何年も前に貼った裾上げテープを剥がそうとすると、新しく貼ったものより苦戦することがあります。

古いテープでは、接着剤が生地の繊維になじみ、テープ自体も劣化して途中でちぎれることがあります。

そんなときは、一気に綺麗にしようとしないことがポイントです。

一度で取ろうとせず温める作業を繰り返す

古いテープが途中でちぎれてしまう場合は、小さな範囲ずつ作業してみましょう。

ドライヤーやアイロンが使用できる衣類であれば、接着部分を温めて少し剥がし、固くなったら再び温めます。

少し面倒に感じますが、一度に長い範囲を引っ張るよりも生地への負担を抑えやすいです。

接着剤だけ残った場合は別に処理する

古い裾上げテープでは、布状のテープ部分だけが取れて、接着剤が生地に残ることがあります。

この場合は、テープを剥がす作業と糊を落とす作業を分けて考えましょう。

テープ本体を取り除いたあと、残った糊だけを温めたり、使用できる素材ならエタノールを試したりします。

「全部一緒に取ろう」としないほうが作業しやすいですよ。

生地が傷みそうなら無理に続けない

何度温めても剥がれない場合や、生地が毛羽立ってきた場合は、いったん作業を止めましょう。

裾上げテープを取ることより、衣類そのものを傷めないことのほうが大切ですよね。

特に高価な衣類や大切な服は、自宅での作業にこだわらず、専門店へ相談する方法も検討してみてください。

 

 

裾上げテープを剥がすときに避けたい方法

裾上げテープがなかなか取れないと、つい力を入れたり、高い温度で一気に剥がそうとしたりしたくなります。

ですが、急いで作業すると、テープよりも衣類のほうを傷めてしまうことがあります。

冷たいまま勢いよく引っ張る

裾上げテープがしっかり接着している状態で、端をつかんで一気に引っ張るのは避けましょう。

生地まで引っ張られたり、表面が毛羽立ったりする可能性があります。

抵抗を感じたときは無理に続けず、ドライヤーなどで少し温めてから再び試してください。

高温のアイロンを直接長時間当てる

「温めるほど剥がしやすくなるなら、高温のほうが早いのでは?」と思うかもしれません。

しかし、高温のアイロンを直接長時間当てると、生地にテカリや変色などが出る可能性があります。

衣類の洗濯表示に合った温度を守り、当て布を使いながら短時間ずつ作業するのが基本です。

溶剤を大量にかける

エタノールや接着剤リムーバーなどを使う場合も、多く使えば早く取れるとは限りません。

必要以上に液体を染み込ませると、周囲へ広がったり、色や風合いに変化が出たりする可能性があります。

最初は綿棒や布に少量つける程度から試してみましょう。

強くこすって糊を落とそうとする

残った糊が気になるからといって、爪や硬いブラシなどで強くこするのもおすすめできません。

糊が取れても、生地が毛羽立って跡が目立つことがあります。

温めたり、使える素材であればエタノールを少量使ったりしながら、できるだけやさしく取り除きましょう。

 

裾上げテープの剥がし方に関するよくある疑問

最後に、裾上げテープを剥がすときに気になりやすい疑問をまとめました。

これから作業する方はもちろん、「途中まで剥がしたけれど、このあとどうすればいい?」と迷っている方も参考にしてみてくださいね。

洗濯を繰り返せば裾上げテープは自然に取れる?

洗濯を繰り返すうちに、裾上げテープの端が浮いてくることはあります。

ただし、必ず綺麗に剥がれるとは限りません。

一部分だけ剥がれて接着剤が残ったり、テープが途中でちぎれたりすることもあります。

「剥がしたいから何度も洗濯する」というより、衣類に合った方法で少しずつ取り除いたほうが状態を確認しながら進めやすいでしょう。

100均の裾上げテープも同じ方法で剥がせる?

100円ショップなどで販売されている裾上げテープにも、アイロンで接着するタイプがあります。

その場合は、基本的には温めながら剥がす方法を試せます。

ただし、商品によって接着剤や使用方法は異なります。

パッケージや説明書が残っている場合は、まず商品の注意事項を確認してみてください。

何年も前につけた裾上げテープも取れる?

何年も前につけた裾上げテープでも、剥がせる場合はあります。

ただし、新しいテープよりも接着剤が生地になじんでいたり、テープ自体が劣化していたりして、時間がかかることがあります。

まずは小さな範囲を温め、少しずつ剥がせるか確認してみましょう。

テープが取れても糊が残る場合は、その後に糊だけを処理します。

裾上げテープを剥がした跡は目立たなくなる?

裾上げテープを綺麗に取り除けても、生地によっては折り目や接着剤の跡が残ることがあります。

また、長期間裾上げした状態で着用していた衣類では、もともと内側だった部分と外側だった部分で色合いが少し違って見えることもあります。

洗濯やアイロンで折り目が目立ちにくくなる場合もありますが、完全に元通りになるとは限りません。

剥がす前に、この点も覚えておくと安心ですね。

剥がしたあとにもう一度裾上げテープを貼れる?

生地に残った古いテープや接着剤を取り除き、衣類の状態に問題がなければ、あらためて裾上げテープを使える場合があります。

ただし、古い糊が残ったままだと、新しいテープが均一に接着しにくくなることがあります。

貼り直す場合は、できるだけ接着面を整えてから、新しい裾上げテープの説明書に従って作業しましょう。

 

 

自宅で剥がすのが難しいときは衣類のお直し店などに相談しよう

ここまで試しても裾上げテープが取れない場合や、生地を傷めそうで心配な場合は、無理に自宅で作業する必要はありません。

衣類のお直し店やクリーニング店などへ相談できる場合があります。

特に、制服やスーツ、大切にしている衣類、デリケートな素材などは、「失敗したくない」という気持ちもありますよね。

店舗によって対応できる内容は異なるため、「裾上げテープを剥がしたい」「接着剤が残っている」と伝えて、対応可能か事前に確認してみるとよいでしょう。

自分で何度も作業して生地を傷めてしまう前に、専門店へ相談するのもひとつの選択肢ですよ。

 

まとめ:裾上げテープは温めながら少しずつ剥がすのがポイント

裾上げテープを剥がしたいときは、冷たい状態で無理に引っ張るのではなく、ドライヤーやアイロンなどで接着部分を温めながら少しずつ剥がすのが基本です。

まずは比較的手軽なドライヤーを使い、剥がれにくい場合は、衣類の洗濯表示を確認したうえでアイロンを試してみましょう。

テープを剥がした後にベタベタした糊が残った場合は、再び温めて取り除いたり、使用できる素材であればエタノールを少量使ったりする方法もあります。

ただし、衣類の素材や裾上げテープの種類によって適した方法は異なります。

特に、アイロンの温度やエタノールなどの使用については、目立たない場所で確認してから進めることが大切です。

また、除光液やシール剥がしなどは、衣類に使えないものもあるため、商品表示を確認せずに使用するのは避けましょう。

お気に入りの服ほど「早く綺麗にしたい」と思ってしまいますが、一気に取ろうとしないことが綺麗に仕上げるコツなんです。

少しずつ温めながら、テープと生地の様子を確認して進めてみてくださいね。

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