カメムシトラップの作り方!ペットボトルで簡単に自作する方法や設置場所を紹介

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生活

暖かい季節になると、ベランダや庭、家庭菜園などでカメムシを見かけることがありますよね。

さらに秋になると、洗濯物や窓の近くに付いていたり、いつの間にか家の中に入っていたりすることもあります。

「できれば触らずに捕まえたい」
「家にあるものでトラップを作れないかな?」
「ペットボトルの中には何を入れればいいの?」

そんなときに気になるのが、自分で作れるカメムシトラップです。

カメムシを捕まえるための道具は、ペットボトルや容器など身近な材料でも作ることができます。

ただし、カメムシにはさまざまな種類があり、すべてのカメムシが同じ色や匂いに集まるとは限りません。

そのため、「この材料を入れれば必ずカメムシが寄ってくる」というよりも、捕獲しやすい仕組みを作り、発生している場所に合わせて設置することがポイントです。

この記事では、ペットボトルを使ったカメムシトラップの作り方から、中に入れるもの、設置場所、うまく捕まらないときに確認したいポイントまでわかりやすく紹介します。

「なるべく簡単な方法から試してみたい」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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  1. カメムシトラップは身近な材料を使って簡単に手作りできる
  2. カメムシトラップはどんな仕組み?作る前に知っておきたいポイント
    1. カメムシを捕まえるタイプと誘い寄せるタイプがある
    2. カメムシの種類によって寄ってくるものが異なる
  3. 家にあるもので作れるカメムシトラップ3選
    1. ペットボトルを使った返し式トラップ
    2. 粘着シートを活用した簡単トラップ
    3. 小さな容器で作るベランダ向けトラップ
  4. ペットボトルのカメムシトラップの作り方を詳しく解説
    1. 用意する材料
    2. ペットボトルをカットして組み立てる
    3. カメムシを捕まえやすい状態に整える
  5. カメムシトラップの中には何を入れる?
    1. 水と中性洗剤を入れる方法
    2. 市販の誘引剤を組み合わせる方法
    3. 砂糖や酢など身近な材料は使える?
  6. カメムシトラップはどこに置く?場所別のおすすめ設置ポイント
    1. 庭や家の外周に設置する場合
    2. 家庭菜園や畑で使う場合
    3. ベランダで使う場合
    4. 窓や玄関の近くに置く場合の注意点
  7. カメムシトラップを置くと逆にカメムシが寄ってくる?
    1. 誘引タイプは窓や玄関から少し離して設置する
    2. 室内に誘引するタイプのトラップは置かない
  8. カメムシトラップがうまくいかないときに確認したいこと
    1. 置き場所がカメムシの通り道から離れている
    2. 誘引方法がカメムシの種類に合っていない
    3. トラップを長期間そのままにしている
  9. 自作カメムシトラップを使うときの注意点
    1. 捕獲液や粘着シートは定期的に交換する
    2. 捕まえたカメムシは刺激しないように処理する
    3. 子どもやペットが触れない場所に置く
  10. カメムシトラップを設置するおすすめの時期はいつ?
    1. 春から夏は庭や畑の周辺をチェックする
    2. 秋は家の周りやベランダへの飛来に注意する
  11. トラップと一緒にできるカメムシを寄せ付けにくくする工夫
    1. 窓や網戸の隙間をできるだけ減らす
    2. 洗濯物を取り込む前に表裏を確認する
    3. 夜は窓の近くから強い光を漏らさない
  12. 家の中に入ったカメムシをにおいを出さずに捕まえる方法
    1. ペットボトルや容器を使ってそっと捕まえる
    2. 強く触ったり潰したりしない
  13. カメムシの自作トラップについてよくある質問
    1. ペットボトルだけでもカメムシを捕まえられる?
    2. カメムシが寄ってきやすい色はある?
    3. 黄色い粘着シートはカメムシにも使える?
    4. 誘引剤を使わなくてもトラップは作れる?
    5. カメムシトラップは雨の日でも設置できる?
  14. まとめ:カメムシトラップは設置場所に合わせて手軽に自作できる

カメムシトラップは身近な材料を使って簡単に手作りできる

カメムシトラップというと、専用の道具を購入しなければ作れないように感じるかもしれません。

しかし、家庭でカメムシを捕まえることが目的なら、空のペットボトルや小さな容器などを利用して簡単な捕獲道具を作ることができます。

特に使いやすいのが、ペットボトルの上部を切って逆向きにはめ込む「返し」のような形です。

一度中へ入った虫が出にくい構造を作れるため、身近な材料で試しやすい方法なんです。

また、カメムシを見つけたときにペットボトルや容器を下から近づけ、落として捕まえるという使い方もできます。

カメムシは刺激されると独特のにおいを出すため、強くつかんだり潰したりせず、そっと捕獲することが大切です。自治体でも、カメムシを見つけた場合には潰さないように捕獲する方法が案内されています。

ただし、「捕獲トラップ」と「虫を遠くから誘い寄せる誘引トラップ」は少し仕組みが違います。

まずはその違いから確認していきましょう。

 

 

カメムシトラップはどんな仕組み?作る前に知っておきたいポイント

自作トラップを作る前に知っておきたいのが、カメムシを「捕まえること」と「誘い寄せること」は同じではないという点です。

この違いを知っておくと、「せっかく作ったのに全然入らない」という失敗も減らしやすくなります。

カメムシを捕まえるタイプと誘い寄せるタイプがある

カメムシトラップには、大きく分けると「近くにいるカメムシを捕まえるタイプ」と「特定の方法で誘引して捕獲するタイプ」があります。

ペットボトルや容器を使った簡単なものは、近くにいるカメムシを逃げにくくしたり、見つけたカメムシを直接落として捕まえたりする用途に向いています。

一方、本格的な調査などでは、特定のカメムシに対応した合成フェロモンなどを誘引源として使い、粘着板などと組み合わせる方法があります。

農研機構でも、チャバネアオカメムシなど特定の種類について、合成集合フェロモンとトラップを組み合わせた調査方法が研究されています。

そのため、自作トラップを作るときは「ペットボトルそのものが遠くにいるカメムシを呼び寄せる」と考えるより、「近くにいるカメムシを捕まえやすくする道具」と考えておくとわかりやすいですよ。

カメムシの種類によって寄ってくるものが異なる

一口にカメムシといっても、実際にはたくさんの種類がいます。

そのため、「カメムシならすべて同じ誘引剤に集まる」というわけではありません。

農研機構の研究でも、カメムシの種類ごとに異なる合成フェロモンが使われる例があり、誘引方法には種類による違いがあります。

また、粘着板についても、イネカメムシの調査では白色粘着板が利用されています。つまり「黄色い板を置けば、どんなカメムシでもたくさん集まる」と単純には言い切れないんですね。

家庭でトラップを使う場合は、特定の色や匂いだけに頼るよりも、実際にカメムシをよく見かける場所を確認し、そこに合わせて捕獲方法を選ぶのがおすすめです。

 

家にあるもので作れるカメムシトラップ3選

「まずはお金をかけずに試してみたい」という場合は、自宅にあるものから始めてみましょう。

それぞれ使いやすい場所が違うため、庭・家庭菜園・ベランダなど、設置したい場所に合わせて選んでみてくださいね。

種類 主な材料 向いている場所
ペットボトル式 ペットボトル、水など 庭・ベランダ・家庭菜園
粘着シート式 粘着シート・支柱 畑・家庭菜園
容器式 カップ・空き容器 ベランダ・窓まわり

ペットボトルを使った返し式トラップ

もっとも手軽に作りやすいのが、空のペットボトルを利用する方法です。

ペットボトルの上部を切り取り、飲み口側を下向きにして本体へ差し込むと、漏斗のような形になります。

入り口が広く、中へ進むにつれて狭くなるため、一度中へ入った虫が外へ戻りにくい形を作れます。

底には少量の水などを入れておくこともできます。

ただし、ペットボトルの形だけで遠くからカメムシを誘い寄せられるわけではありません。

カメムシをよく見かける場所へ置いたり、壁などにとまっているカメムシを容器へ落としたりする使い方と組み合わせると扱いやすいでしょう。

粘着シートを活用した簡単トラップ

家庭菜園や畑では、園芸用の粘着シートを利用する方法もあります。

支柱などに粘着シートを固定しておけば、移動してきた虫が接触したときに捕獲できます。

ただし、色による反応はカメムシの種類によって異なるため、「黄色なら必ずカメムシが集まる」とは限りません。

実際にイネカメムシの調査では白色粘着板が使われ、作物と同じくらいの高さに設置する方法が研究されています。

家庭菜園で使う場合も、色だけで判断するのではなく、カメムシをよく見かける植物や通り道の近くに設置するほうが試しやすいでしょう。

小さな容器で作るベランダ向けトラップ

「ペットボトルを置くスペースがない」という場合は、小さめのプラスチック容器や紙コップなどを活用する方法もあります。

特にベランダでは、手すりや窓付近などにカメムシがとまっていることがありますよね。

そんなときは、容器をカメムシの下へそっと近づけて、中へ落とすようにすると直接触れずに捕まえやすくなります。

常設トラップというよりも、「見つけたときにすぐ使える捕獲容器」として準備しておくイメージです。

ベランダの隅などにひとつ置いておけば、突然カメムシを見つけたときにも慌てにくいですよ。

 

 

ペットボトルのカメムシトラップの作り方を詳しく解説

ここからは、ペットボトルを使った簡単なトラップの作り方を詳しく見ていきます。

難しい工作ではないので、DIYが苦手な方でも作りやすいですよ。

用意する材料

基本的に用意するものは、空のペットボトルとカッターやハサミ、固定用のテープです。

500ml程度のペットボトルなら場所を取りにくく、ベランダでも扱いやすくなります。

もう少し大きなトラップにしたい場合は、1.5Lや2Lのペットボトルを利用してもよいでしょう。

用意するもの 用途
空のペットボトル トラップ本体
ハサミ・カッター ペットボトルのカット
テープ 切り口や接続部分の固定
捕獲部分
中性洗剤 必要に応じて水に少量加える

ペットボトルを切った部分は鋭くなることがあるため、切り口にはテープを貼っておくと扱いやすくなります。

ペットボトルをカットして組み立てる

まず、ペットボトルの上から3分の1程度のところをカットします。

切り取った飲み口側を上下逆さまにし、漏斗のような向きでペットボトル本体へ差し込みます。

飲み口がペットボトルの底へ向いていればOKです。

差し込んだ部分が動かないように、外側をテープで固定しましょう。

これだけで基本的な形は完成です。

吊るして使いたい場合は、側面にひもを取り付けられるよう工夫してもよいですね。

ただし、風が強い場所では倒れたり飛ばされたりすることがあるため、安定する場所に置くほうが安心です。

カメムシを捕まえやすい状態に整える

完成したら、底に少量の水を入れておきます。

必要に応じて中性洗剤を少量混ぜる方法もあります。

ただし、この液体自体がカメムシを遠くから呼び寄せるというより、トラップへ入ったカメムシを捕獲するためのものと考えてください。

庭やベランダで頻繁にカメムシを見かける場所に置くほか、壁などにとまっているカメムシの下へペットボトルを近づけて落とす方法にも使えます。

「置くだけでたくさん集まるはず」と期待するより、カメムシが実際にいる場所で使うほうが活用しやすいですよ。

 

カメムシトラップの中には何を入れる?

ペットボトルトラップを作ると、「中身は何を入れればいいの?」と迷いますよね。

インターネットではさまざまな手作りレシピを見かけますが、家庭にある食品がカメムシ全般を確実に誘引するとは限りません。

中身の役割を分けて考えてみましょう。

水と中性洗剤を入れる方法

家庭で試しやすいのが、水に中性洗剤を少量加える方法です。

これは「匂いでカメムシを誘う」というより、容器へ落ちた虫をそのまま捕獲しやすくするために使います。

そのため、誘引剤を入れなくても、カメムシを見つけたときに直接ペットボトルへ落とす方法なら利用できます。

容器いっぱいに液体を入れる必要はありません。

屋外に置く場合は雨水が入ったり、中身が汚れたりすることもあるので、様子を見ながら交換してくださいね。

市販の誘引剤を組み合わせる方法

より本格的な誘引を考える場合は、市販されている害虫用の誘引剤やフェロモントラップが気になる方もいるでしょう。

ただし、フェロモンタイプの誘引剤は対象となる虫が決められているものがあります。

農研機構の研究でも、チャバネアオカメムシやカスミカメ類など、それぞれの種類に対応したフェロモン剤が使われています。

購入するときは、「カメムシ用」という言葉だけを見るのではなく、対象となる種類や使用目的、設置方法などを商品表示で確認しておきましょう。

砂糖や酢など身近な材料は使える?

砂糖や酢、ジュースなどを使った「手作り誘引剤」の方法を見かけることもあります。

しかし、家庭にある特定の食品を混ぜれば、一般的なカメムシすべてを安定して誘引できるとは言い切れません。

カメムシは種類によって誘引される物質が異なるためです。研究で使われている誘引剤についても、特定種に対応したフェロモンなどが中心となっています。

そのため、「砂糖と酢を入れれば必ず捕まる」と考えるよりも、まずはシンプルな捕獲トラップを作り、カメムシをよく見かける場所で試すほうがわかりやすいでしょう。

 

 

カメムシトラップはどこに置く?場所別のおすすめ設置ポイント

トラップを作ったら、次に悩むのが置き場所です。

カメムシは季節や種類によって行動が異なるため、「必ずこの高さ」という決まりを作るよりも、実際に見かける場所を基準に設置するのがおすすめです。

庭や家の外周に設置する場合

庭でカメムシをよく見かける場合は、カメムシが付いている植物や植木の周辺などをチェックしてみましょう。

自治体では、カメムシが特定の草木で繁殖することがあるため、家の周囲の草木を手入れすることも対策として案内されています。

トラップを置く場合も、まったくカメムシを見かけない場所より、普段から飛来している場所の近くのほうが使いやすいでしょう。

家庭菜園や畑で使う場合

家庭菜園では、カメムシがよく付いている作物の周辺を中心に確認します。

ただし、トラップの最適な高さはカメムシの種類や作物によっても変わります。

たとえばイネカメムシの調査では、イネの草冠の高さに粘着板を設置し、イネの成長に合わせて高さを調整しています。

そのため家庭菜園でも、「地面から何cm」と固定するより、カメムシが実際に集まっている植物の高さをひとつの目安にするとよいでしょう。

ベランダで使う場合

ベランダでは、手すりや外壁、植木鉢の周辺など、カメムシをよく見かける場所をチェックしてみてください。

秋になると、越冬場所を探すカメムシが建物へ飛来することがあります。

特に日当たりのよい外壁などに飛来し、隙間から室内へ入り込む場合があることも自治体から案内されています。

ベランダ用トラップは室内側ではなく、屋外側で使うのが基本です。

窓や玄関の近くに置く場合の注意点

誘引剤を使用するトラップの場合は、窓や玄関のすぐ横へ置くのは避けたほうが無難です。

虫を誘うことを目的としたものを家の入り口付近へ設置すると、せっかく集まってきた虫が室内へ入り込むきっかけになる可能性があるためです。

一方、誘引剤を使わず、見つけたカメムシを直接捕まえるためのペットボトルや容器なら、窓の近くに準備しておくと便利ですよ。

 

カメムシトラップを置くと逆にカメムシが寄ってくる?

「トラップを置いたことで、今までいなかったカメムシまで集まってきたらどうしよう」と心配になりますよね。

ここは、どんなトラップを使うかによって考え方が変わります。

誘引タイプは窓や玄関から少し離して設置する

フェロモンなどを使って虫を引き寄せるタイプは、その名の通り対象となる虫を誘引するためのものです。

そのため、窓や玄関など家の出入り口のすぐ近くよりも、少し離れた屋外で使用するほうが考え方としては自然です。

商品を使う場合は、対象害虫や設置場所などメーカーが指定している使用方法も確認しましょう。

なお、フェロモントラップは研究では発生状況の確認などにも利用されており、必ずしも大量捕獲そのものを目的としているとは限りません。

室内に誘引するタイプのトラップは置かない

家の中へカメムシを入れたくない場合、わざわざ室内へ誘引する必要はありません。

室内では誘引することよりも、そもそも侵入させない工夫のほうが大切です。

カメムシは窓や換気口などの小さな隙間から侵入することがあります。春日市では2〜3mm程度の隙間から侵入することがあるとして、窓や網戸の隙間を塞ぐ方法を案内しています。

室内に入ったカメムシについては、容器などでそっと捕獲する方法に切り替えましょう。

 

 

カメムシトラップがうまくいかないときに確認したいこと

トラップを作ったのに、「数日置いても全然入らない」ということもあります。

そんなときは、トラップそのものだけでなく、置いている場所や誘引方法も確認してみましょう。

置き場所がカメムシの通り道から離れている

庭の隅など、カメムシをほとんど見かけないところへトラップを置いても、捕獲できる可能性は低くなります。

まずは普段どこでカメムシを見ることが多いのかを観察してみましょう。

植物の葉、外壁、ベランダの手すり、窓の外側など、「またここにいるな」と感じる場所があれば、トラップを置く場所を見直してみるのもひとつです。

誘引方法がカメムシの種類に合っていない

「黄色いものを置いたのに来ない」「甘いものを入れたのに捕れない」という場合もあります。

これは必ずしもトラップの作り方が間違っているとは限りません。

カメムシにはさまざまな種類があり、特定のフェロモンなどへの反応も種類によって異なります。

色や匂いだけにこだわらず、見つけた個体を直接捕獲する方法や、粘着トラップなど別の方法も組み合わせてみましょう。

トラップを長期間そのままにしている

屋外に置いたトラップは、雨や風、ホコリなどの影響を受けます。

液体が汚れていたり、粘着シートにゴミがたくさん付いていたりすると、使いにくくなります。

定期的に状態を確認して、汚れてきたら交換しましょう。

「一度置いたらシーズン中ずっとそのまま」ではなく、庭やベランダをチェックするついでにトラップも確認する習慣をつけておくと安心です。

 

自作カメムシトラップを使うときの注意点

手作りトラップは手軽ですが、設置した後の管理も大切です。

特に屋外に置きっぱなしにする場合は、定期的に状態を確認しておきましょう。

捕獲液や粘着シートは定期的に交換する

ペットボトルの中へ水などを入れている場合は、汚れたまま放置せず、適度に交換します。

交換する頻度は、季節や設置環境によって変わります。

「必ず2日に1回」などと決める必要はなく、中身が汚れている、雨水がたまっている、ゴミが入っているといった状態を目安にするとよいでしょう。

粘着シートも同じです。

表面にホコリや虫などが多く付着して粘着力が落ちてきたら、新しいものへ交換しましょう。

捕まえたカメムシは刺激しないように処理する

捕まえたカメムシは、潰したり強く刺激したりしないように扱います。

カメムシは刺激を受けると独特のにおいを出すためです。

札幌市や堺市でも、室内で見つけたカメムシについては、潰さないように捕まえる方法が案内されています。

「早く捕まえなきゃ」と焦ると、ついティッシュなどで強くつかみたくなりますが、容器を使ってそっと扱うほうが後片付けもしやすいですよ。

子どもやペットが触れない場所に置く

液体を入れたペットボトルや粘着シートを使う場合は、子どもやペットが触れにくい場所を選んで設置しましょう。

特に粘着シートは、衣類やペットの毛などに付くと取りにくくなることがあります。

また、屋外では風で倒れたり飛ばされたりしないよう、安定した場所に設置しておくことも大切です。

 

 

カメムシトラップを設置するおすすめの時期はいつ?

カメムシは一年中まったく同じ場所で活動しているわけではありません。

家の周りで見かけやすい時期に合わせて準備しておくと、トラップも使いやすくなります。

春から夏は庭や畑の周辺をチェックする

春から夏にかけては、植物の周辺などでカメムシを見かける機会があります。

千葉市では、4〜6月頃を越冬したカメムシが餌となる植物を求めて移動する時期として紹介しています。

家庭菜園をしている場合は、植物の葉や茎などを普段から確認しておくと、カメムシを見つけやすくなります。

たくさん見かけるようになってから慌てて準備するより、ペットボトルなどをあらかじめ用意しておくと便利ですね。

秋は家の周りやベランダへの飛来に注意する

家への侵入対策を特に意識したいのが秋です。

複数の自治体が、10〜11月頃になると越冬場所を探してカメムシが屋内へ入り込むことがあると案内しています。

この時期は、トラップだけに頼るのではなく、窓や網戸の隙間、洗濯物なども一緒に確認しておきたいところです。

 

トラップと一緒にできるカメムシを寄せ付けにくくする工夫

カメムシ対策は「捕まえること」だけではありません。

家へ入り込むカメムシに困っている場合は、トラップよりも侵入しにくい環境を作ることが重要です。

窓や網戸の隙間をできるだけ減らす

まず確認しておきたいのが、窓や網戸の隙間です。

カメムシは体が平たく、数mm程度の小さな隙間から入り込むことがあります。

自治体でも、網戸や窓の隙間を隙間用テープなどで塞ぐ方法が案内されています。

窓だけでなく、換気口など外とつながっている場所も一度チェックしてみてくださいね。

洗濯物を取り込む前に表裏を確認する

「窓は閉めていたのに、なぜかカメムシが部屋にいる」という場合、洗濯物に付いて入ってきた可能性もあります。

春日市や京都市でも、外干しした洗濯物にカメムシが付着し、そのまま室内へ取り込んでしまうことがあると案内しています。

洗濯物を取り込む前に、表だけでなく裏側や折り返し部分なども軽く確認しておきましょう。

カメムシが多い時期には室内干しを選ぶ方法もあります。

夜は窓の近くから強い光を漏らさない

カメムシの飛来を減らしたい場合は、夜間の照明も見直してみましょう。

自治体では、窓や建物の入り口付近の不要な照明を減らしたり、紫外線を抑えた照明へ変更したりする方法が紹介されています。

夜にカーテンを開けたまま明るい室内の光が外へ漏れている場合は、カーテンを閉めるなど簡単なところから始めてみてもよいですね。

 

 

家の中に入ったカメムシをにおいを出さずに捕まえる方法

どれだけ対策していても、カメムシが室内へ入ってしまうことはあります。

そんなときは、慌てて叩いたり潰したりせず、できるだけ刺激しないように捕まえましょう。

ペットボトルや容器を使ってそっと捕まえる

壁などにとまっている場合は、空のペットボトルやプラスチック容器を利用できます。

カメムシの下からゆっくり容器を近づけ、そっと中へ入れるようにします。

天井や高い場所にいる場合は無理に追いかけず、移動して捕まえやすい場所へ来るのを待つ方法もあります。

ペットボトルトラップをひとつ作っておけば、屋外だけでなく「室内に入ってしまったときの捕獲容器」としても使いやすいですよ。

強く触ったり潰したりしない

カメムシを見つけると反射的にティッシュなどでつかみたくなりますが、強く刺激するとにおいを出すことがあります。

そのため、できるだけ虫そのものへ直接力を加えないことがポイントです。

札幌市でも「つぶさないように捕まえる」方法が案内されています。

「触りたくない」と感じる方こそ、ペットボトルや容器をひとつ用意しておくと対応しやすくなりますね。

 

カメムシの自作トラップについてよくある質問

最後に、自作カメムシトラップについて気になりやすい疑問をまとめました。

作る前や設置した後に迷ったときの参考にしてみてください。

ペットボトルだけでもカメムシを捕まえられる?

ペットボトルは、カメムシを直接捕まえるための容器として活用できます。

特に壁や網戸などにとまっているカメムシを見つけた場合は、ペットボトルを下から近づけて中へ落とす方法が使いやすいでしょう。

ただし、空のペットボトルを庭に置いておくだけで、周囲のカメムシが自然に次々と集まってくるとは限りません。

「誘引する道具」と「捕獲する道具」を分けて考えるのがポイントです。

カメムシが寄ってきやすい色はある?

カメムシと色の関係については、種類によって違いがあります。

そのため、「カメムシは必ずこの色に集まる」とひとまとめにするのは難しいでしょう。

農研機構では、イネカメムシの調査に白色粘着板を使用する方法が研究されています。

家庭でトラップを作る場合は、色だけを頼りにするより、カメムシを実際に見かける場所へ設置するほうが取り入れやすいでしょう。

黄色い粘着シートはカメムシにも使える?

黄色い粘着シートにカメムシが付くことはありますが、「黄色だからすべてのカメムシを強く誘引できる」とは限りません。

カメムシにはさまざまな種類があり、農業分野でも対象となる種類に合わせたトラップや誘引剤が使われています。

すでに家庭菜園用として黄色粘着シートを持っている場合は試してみる方法もありますが、「黄色でなければ捕れない」というわけではありません。

誘引剤を使わなくてもトラップは作れる?

誘引剤を使わなくても、捕獲用のトラップは作れます。

たとえばペットボトルや小さな容器を使い、見つけたカメムシを直接落として捕まえる方法なら、特別な誘引剤は必要ありません。

また、イネカメムシの調査では、フェロモンなどの誘引剤を付けなくても白色粘着板で捕獲できることが確認されています。

まずはシンプルな方法を試し、それでも必要だと感じた場合に市販の誘引用品を検討するとよいでしょう。

カメムシトラップは雨の日でも設置できる?

容器型のトラップは屋外にも置けますが、雨が直接入る場所では中身が薄まったり、容器がいっぱいになったりすることがあります。

粘着シートも、商品によって屋外での使用条件が異なります。

軒下など雨が直接当たりにくい場所へ設置したり、雨の後に状態を確認したりすると管理しやすくなります。

風の強い日はペットボトルが倒れることもあるため、設置場所の安定性も確認しておきましょう。

 

 

まとめ:カメムシトラップは設置場所に合わせて手軽に自作できる

カメムシを直接触らずに捕まえたいときは、ペットボトルや身近な容器を利用した自作トラップが便利です。

ペットボトルをカットして返しを作る方法なら、特別な材料をそろえなくても作りやすいですよ。

ただし、カメムシにはさまざまな種類があり、反応する色や誘引物質も同じとは限りません。

そのため、「砂糖や酢を入れれば必ず集まる」「黄色いシートならどんなカメムシにも効果的」と考えるのではなく、カメムシを実際によく見かける場所に合わせてトラップを活用することがポイントです。

また、秋に家へ入ってくるカメムシが気になる場合は、トラップだけでなく、窓や網戸の隙間を減らす、洗濯物を取り込む前に確認する、夜間の光を外へ漏らしすぎないといった対策も一緒に取り入れてみましょう。自治体でも、秋の家屋への侵入や洗濯物への付着、窓などの隙間への対策が案内されています。

まずは空いたペットボトルひとつから、無理なく始められる方法を試してみてくださいね。

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